ブランドオーナーの松岡達也です。

『I WILL DO IT！』と決意する事、物事をポジティブに受け止める事が自己実現に必要だと先のブログでも記載した。

しかし、人にはそれぞれ性格があるようにポジティブ思考をしようとしても中々できない性格の人もいるだろう。

筋トレをして筋肉が付きやすい体質の人もいれば中々つきにくい人がいるのと一緒である。

筋トレは地道に行えば必ず世間一般の人より遥かに抜き出た体型になる。それと一緒で、思考法も幼い頃からの環境によって形成された性格の傾向があっても、日々意識すれば変える事ができる。

そのやり方だが、ネガティブ思考の人は日常生活において無意識にネガティブな言葉を呟いている事が多い。例えば、また失敗した、物を忘れた、食事が不味かった、出かけようとしたら財布を忘れた等々、ネガティブワードの連発だ。そんな人が急にポジティブ思考に切り替えろと言っても無理だ。

余談になるが、人はネガティブな言葉発する人を好まない。常にネガティブな事を口にする人は『あいつといると気分が落ちる』と必然的に人から避けられるようになるし、常に不運に見舞われてるダメな奴とのレッテルを貼られる。

世の中はシビアだ。ダメな奴に自分の大事な事や会社における重大案件を任せる人はいない。よって必然的にチャンスを失う事になる。すなわち、運を失うのだ。

幸運は人が運んでくる。

実際に経営の神様で知られる松下幸之助さんは人事の際『運の悪い人』を遠ざけ『運のいい人』を抜擢したという。理不尽と言えば、理不尽であるが経営者として修羅場を潜ってきた人らしい経験からくる人生観であり、数々の人事の結果から導き出した『偉大な経営者』としての結論だったのだろう。

話を戻すと、ネガティブ思考として物事を捉える事が習慣となってる人が、いきなり考え方を変えろ、といっても無理だろう。

そういう方は、まず、ネガティブな言葉を言わないようにする。1日の中で一つでも二つでもネガティブワードを発するのを減らす。

それも無理なら、ネガティブワードは1人の時に呟くぐらいにして人前ではネガティブな言葉を発しない事から始めるとよいだろう。

思考法とは思考する技術であり訓練であり、ある種の筋トレだ。

どんな野球選手として才能がある人でも、バットを持ったばかりの子どもの頃は、いきなりホームランを連発するのではない。毎日のように練習し技術を磨く事により上手くなっていく。

今はネガティブな人でも心配はいらない。『I WILL DO IT！』思考の大切さに気がついたなら大きなチャンスだ！

ポジティブ思考に向かうように日々意識すれば、その思考法は技術として必然として身につく。

そして、徐々に未来は自分で決められる事を体験、実感できるだろう。