ブランドオーナーの松岡達也です。

多くの人はいう、世は学歴社会であると。

とはいえ、終身雇用制度の下、一流大学を出て、一流企業に入る事が、生涯にわたる成功をほぼ保証した時代は過ぎ去った、とも言える。

かつてほどの『学歴社会』ではなくなってきているが、

（非常に健全だ、人生前半の通過点記録でしかない学歴が、生涯に渡っての成功を約束する社会は、どう見ても『いびつ』だ・・・）

世を渡るに、一流大学を出た人が圧倒的に有利なスタートを切る事ができるのは事実。

その意味で『世は学歴社会』という見方はいまだ説得力ある一つの事実、とは言えるであろう。

一方で、学歴とは関係なく、世の中で成功者とされる人も多くいらっしゃる。

実は、その方々には一定の傾向がある。

それは『礼節を知っている』と見受けられる方々が多いという事。

考えてみれば、当然といえば、当然なのかもしれない。なぜなら、運は人を通じて運ばれてくるからだ。

折り目正しく、礼節を知る方々だからこそ、人は好感を持ち、喜んで成功を手助けするだろう。もし、その方がピンチになれば、全力で助けようともするだろうし、自分が助ける事ができなくても、助かる方法を真剣に考え、伝えようとするだろう。

成功の秘訣の一つは、自らが必ずやってみせる！と決意し、極限まで、否、極限以上に努力する事が必須なのは、いうまでもない。

そして、それに加えて、礼節を知る人物である事が大きな加点要素となる。

幼い子どもに対してであれば『礼節を教え、身につけさせる事』が世を渡るための大きな武器となる。

多くの人は凡人である。凡人が人並み以上に抜けでようとするなら、自らがやり抜くと決意し、努力し、運を掴む事だ。

そして、運を掴むためには、多くの人に好感を持たれる立ち振る舞いを身につける事＝礼節を知る事だ。

スポーツが得意、不得意があるように、勉強の得意、不得意もあるだろう。しかし、勉強ができなくても危惧する事はない。

勉強ができなくても、礼節を身につければ、成功へのパスポートととなり、必ず大きな武器となる。

また、礼節は習慣である以上、意識すれば誰にでも身につける事ができる。

礼節は成功への近道である、そう理解し歩んでいくべきと信じている。